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News

キャンパス2019.09.04外国につながる子どもの学習支援活動にボランティアに参加しました

浜松学院大学の子どもコミュニケーション学科と地域共創学科の有志の学生11名が、外国につながる子どもの学習支援活動にボランティアとして参加しました。この学習支援活動は、浜松市立佐鳴台小学校様にお声かけいただき、外国につながる子どもやその家族のサポートを行う特定非営利活動法人ARACE(アラッセ)様主催により実現したものです。8月の間に計7日間の日程で実施されたこの活動には、地元佐鳴台小学校の児童が多数参加してくれました。

将来この地で保育者や教育者を目指す子どもコミュニケーション学科の学生は、さまざまな授業で外国につながる子どもをとりまく現状やその教育課題について学んでいますが、今回の活動を通してその実態や個に合わせた支援の一端を、身を以て学びました。

また、地域社会の諸課題の解決や発展に寄与し、地域社会への貢献を目指して学ぶ地域共創学科の学生にとっても、浜松という地域に多く居住する外国につながる子どもと実際に触れ合い、机の上ではなく実体をともなって地域性を経験する貴重な機会となりました。

「外国につながる子どもである」という情報が先行し、「英語やポルトガル語が話せないけど支援ができるのだろうか」「どのような違いがあるのだろうか」などと考えてしまいがちですが、実際には、子どものルーツに関係なく、「自分の目の前に確かに存在する権利をもったひとりの子ども」として接することの重要性を、今回の活動を通して学生たちは学ぶことができたのではないかと考えます。

参加してくれた子どもさんにとって今回の活動が新学期や今後の学習へと有機的につながり、またボランティアを務めた学生にとっても直接・間接的に将来に活かされるよう願っています。

【謝辞】ご参加いただいた15名の小学生のみなさん、この活動を主催してくださったNPO法人ARACEの皆様、中でもご尽力いただいた代表の金城アイコ様、この活動をご発案くださり、また弊学にお声かけくださった佐鳴台小学校鈴木陽子先生に、記して謝意を表します。

 

【メディア掲載】

・静岡新聞「外国人児童に宿題指導:学習支援ボランティア 浜松学院大生が先生役」2019年8月27日付け記事

・中日新聞「外国ルーツの子お助け:宿題 佐鳴台で大学生や住民ら」2019年8月27日付け記事

・テレビ静岡『ただいま!テレビ』(「まとめウォッチ」コーナー)2019年8月27日放送

 

担当・問い合わせ先
子どもコミュニケーション学科教員
島埜内 恵(しまのうち めぐみ)