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キャンパス2026.09.02地域経営学科 鄭ゼミ(観光専攻)の3年生が海外観光地調査を実施しました ~ 韓国・釜山市~

地域経営学科の鄭ゼミ(観光専攻)では、観光地のあり方について、理論と実践の両面から学んでいます。今年は、公共観光施設である「はままつフラワーパーク」を対象に利用者満足度調査を実施し、その結果をまとめて、8月に韓国・釜山市で開催された日韓大学生発表会に参加しました。これに合わせて、韓国の観光地を実際に訪問し、観光地の現状や地域観光の取り組みについて学ぶ研修旅行を実施しました。

今回の研修旅行は、2026年8月20日(木)から24日(月)まで、韓国・釜山市を中心に実施し、鄭ゼミの3年生4名が参加しました。

【1日目 韓国・釜山へ移動】
中部国際空港から韓国・釜山市の金海(キメ)国際空港へ移動しました。空港到着後、タクシーで宿泊先のホテルへ移動し、チェックインを済ませた後、翌日からの研修に備え、ゆっくり休みました。

【2日目】
釜山を代表する観光地の一つである海雲台海水浴場地区を訪問しました。人気の観光交通であるビーチトレインに乗車し、海岸線の風景を楽しみながら、海雲台地域の観光空間を実際に体験しました。
当日は非常に暑い日でしたが、広々とした砂浜や来訪者の様子を観察しながら、韓国を代表する都市型観光地の雰囲気を感じることができました。また、2005年にAPEC首脳会議が開催されたAPECハウス(ヌリマルAPECハウス)を見学し、広安大橋を望むなど、釜山の都市景観や観光資源にも触れました。

厳しい暑さを考慮して午後はホテルで休憩を取り、夕食には韓国料理の焼き肉を楽しみました。無理のない行程の中で、観光地としての海雲台の魅力や、都市観光のあり方を考える機会となりました。

【3日目 日韓大学生発表大会への参加】
東北アジア観光学会が主催する大学生発表会に参加しました。大会には韓国5校、日本4校から18チームが参加し、地域観光に関する課題や可能性をテーマとして、大学生によるアイデア提案型の発表が行われました。
発表では、オーバーツーリズム、観光施設の運営、町家を活用した宿泊体験、観光者の行動など、さまざまなテーマが取り上げられました。他大学の学生がどのような視点から地域観光を捉え、課題解決に向けた提案を行っているのかを知ることができ、本学の学生にとっても大きな学びとなりました。
また、発表後の質疑応答では、会場からの質問に対して学生たちが真摯にと答える姿が見られ、日頃の研究成果を他者に伝え、意見を交わすことの重要性を実感する機会となりました。

本学の学生チームは奨励賞を受賞し、鄭准教授も優秀指導教員賞を受賞しました。学生たちは緊張もしたようでしたが、これまでの調査結果を発表し、その成果を評価していただく貴重な経験となりました。

【4日目 河東(ハドン)エコツーリズム体験】
日本からの参加者を対象として企画された、慶尚南道・河東(ハドン)地域のエコツーリズムプログラムに参加しました。
河東は釜山からバスで約2時間半の場所に位置する自然豊かな地域で、地域資源を活用した観光プログラムの造成や、外国人観光客の受け入れに向けた取り組みが進められています。

今回のツアーでは、地域内の3か所を訪問し、自然素材を使った工芸体験、河東野生茶博物館での茶道体験、智異山ツキノワグマに関する体験プログラムなどを行いました。
特に、地域住民から直接説明を受けながら体験することで、観光施設を見るだけでは分からない地域の暮らしや文化に触れることができました。また、韓国の伝統衣装を身につけて茶道を体験することで、韓国の伝統文化にも触れ、学生たちは日本とは異なる文化や地域資源の活用方法を体験的に学びました。 普段の大学生活ではなかなか経験できない多彩な活動を通して、地域資源を観光につなげる方法や、地域住民と観光客との交流のあり方について考える貴重な機会となりました。

【5日目 釜山の街と韓国の観光の振り返り、帰国】
帰国までの時間を利用して、学生たちはホテル周辺の商店街などを自由に散策し、買い物や街歩きを楽しみました。学生たちが買い物袋を手に、生き生きとした表情でホテルへ戻ってくる姿を見ることができ、観光地を調査するだけでなく、実際にその土地を歩き、現地の文化や日常に触れることの大切さを改めて感じました。

【研修を終えて】
今回の研修旅行を通して、学生たちは韓国の観光地や地域観光の取り組みを実際に体験し、国際交流や異文化理解を深めることができました。また日韓大学生発表大会や地域での体験を通して、観光地の魅力だけでなく、地域資源の活用や観光客と地域との関わりについて考える貴重な機会となりました。

今後も鄭ゼミでは、現地での体験を重視し、理論と実践を結びつけた観光の学びを続けていきます。