小学校・特別支援教育専攻
誰一人取り残さない教員を目指す
小学校教員・特別支援学校教員になる
小学校や特別支援学校の教員になるための専攻です。
小学校教諭一種免許状のほか、特別支援学校教諭一種免許状
もしくは幼稚園教諭一種免許状が取得でき、
本校ならではの専門性が身につけられます。
取得支援する資格・検定
◯中学校教諭一種免許状(英語・社会・保健体育) ◯高等学校教諭一種免許状(英語・地理歴史・公民・保健体育) ★教員採用試験 ★公務員試験 ★TOEIC ★実用英語技能検定 ★ITパスポート ★マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) ★基本情報技術者 ★応用情報技術者 ★ICT支援員能力検定 ★教育情報化コーディネータ ●スマート教育スペシャリスト ●発達支援教育サポーター ★Google認定教育者トレーナー
※◯は星槎大学と連携で取得できるもの、★は奨励金対象のもの、●は授業で取得支援するもの
教員になるための教育実習
教育実習は、小学校や特別支援学校、あるいは幼稚園で「先生」になるために、実際の教育活動を学ぶ貴重な機会です。経験豊かな指導教員のもと、教育者として必要な心構え、知識、技術などを修得します。

実習先 | 浜松市立小学校
徳井 柚那(静岡県立浜北西高等学校出身)
私は小学校の実習を通して、児童に寄り添うことの大切さを学びました。初めは緊張して、なかなか距離を縮めることができませんでした。段々と授業中の指導で話しかけ、勉強を教えてあげたり、昼休みに図書室や校庭に行き遊んだりすることで、心の距離を縮めることができました。日常生活で、児童と深く関わっていくことで、実際に自分が授業を行う際、集中して話を聞いてくれたり、積極的に発表をしてくれたりしました。また、日ごろのコミュニケーションにより、児童の性格などを把握し、その子に合った声掛けや支援を行うことができました。

実習先 | 静岡県立特別支援学校
渥美 大五郎(浜松修学舎高等学校出身)
実習では生徒との信頼関係の大切さについて学ぶことができました。生徒とは休憩時間などに何気ない日常生活の話をすることで、徐々に信頼関係が成り立ちました。それにつれて授業もやりやすくなり、生徒自身の理解度の向上にも繋がりました。また、生徒と仲が良くなることで実習に対するモチベーションも上がり、毎日を楽しく元気に過ごすことができました。実習を通して、生徒だけではなく自分の学びや成長のためにも信頼関係を築くことが大切だと実感しました。
幼稚園で働くことの魅力は?
幼稚園教諭は、3歳まで家庭保育を経験した子どもが集団活動に慣れていく為の基礎的な活動に関わる仕事です。家庭との連携の元、担任教諭を中心にしてさまざまな行事に関わったり、日々の学びに繋がる遊びを通した学級づくりをしたりすることが幼稚園教諭として働く醍醐味の一つです。
小学校で働くことの魅力は?
小学校教員は、クラスの子どもたちにとって楽しい授業、分かりやすい授業を行っていきます。子どもたちが興味を引くような教材を準備し、発達段階にあった発問を工夫することで、子どもたちが目を輝かせて、たくさん発表してくれたときは、教員になって良かったと思える瞬間です。
特別支援学校で働くことの魅力は?
特別支援学校に入学する子どもたちは、障害がありさまざまな困難を抱えていますが、何事にも一生懸命に頑張る子どもたちです。そんな子どもたちに、根気よく指導を続けていくことで、徐々にできることが増えていくことを間近で見ることができることは、教員としての大きな喜びです。
実習スケジュール
幼稚園教諭一種免許状
- 4年次 前期(5月)3週間
- 教育実習(幼稚園)
小学校教諭一種免許状
- 2年次 前期(9月)1週間
- 学校インターンシップ
- 3年次 前期(9月)3週間
- 教育実習【小学校】
特別支援学校教諭一種免許状
- 3年次または4年次 後期(10~12月)2週間
- 教育実習【特別支援学校】
※特別支援学校教諭一種免許状を取得するには、基礎免許(幼稚園教諭免許もしくは小学校教諭免許)が必要になります。
授業ピックアップ

教育観の形成と教育の本質を問う学び
将来出会うであろうさまざまな子どもたち、将来担当するであろうさまざまな授業、将来向き合うことになるであろう困難な教育課題に対応するため、教職を志す人に最も必要なことは、自身の教育観を形成することだと考えています。教育原理の講義をはじめ、教職科目において「教育とは何かを自ら問い考える」をテーマに学んでいきます。

山田 達夫 教授
教育原理、教育課程論、総合的な学習の時間の指導法、外国人の子どもへの教育、進路指導論、学校インターンシップ入門、コミュニケーション演習Ⅱ、卒業研究
教育には、「もうこれでいいはない」、「一つの解答はない」などと言われます。教育現場の課題や実践を取り上げ、理論と実践を繋ぎ合わせることを目指しながら、「自分の頭で考える」大学での学びを通して、主体的に学ぶ姿勢や学び続ける力を身につけませんか。
特別支援教育で豊かな社会を実現
特別支援教育、主に知的障害のある子どもたちの支援方法などについて学ぶ講義を担当しています。障害のある人もない人も、共に豊かな生活を送ることができる社会。こんな社会の実現のために、指導者として必要な特別支援についての知識を幅広く学びます。特別支援学校教員をめざす学生だけでなく、子どもたちに接する職業を目指す学生全員にとって大事な分野です。


山田 浩昭 教授
特別支援教育総論、知的障害児の心理・生理・病理、発達障害児等教育総論、知的障害児の教育、保育実習Ⅰ、特別支援教育実習、教育経営論、子ども実践ゼミ、卒業研究
単に知識だけ持っていてもよい指導者とはいえませんよね。幅広い知識+コミュニケーション力や主体性を兼ね備えた指導者となれるよう、グループでの話し合いやプレゼンテーションの機会をたくさん取り入れた講義を展開しています。