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2021.06.02高校

デザイン系で浜松注染そめを体験しました

毎週火曜日の5・6時限目は高校2年生の『系』の授業です。『系』の授業では、大学や専門学校の先生、企業でご活躍されている方々など、専門家の方から深い知識や経験を学ぶことや、実際に現地に出向いて学ぶフィールドワークによる体験学習を大切にしています。

そこで、昨日(6月1日)のデザイン系の授業では、二橋染工場(浜松市中区常盤町)を訪問し、実際に『浜松注染そめ』を体験しました。浜松市は、浴衣の取扱量で日本一を誇っています。二橋染工場は、昭和2年の創業以来、「浜松注染そめ」の技術を守り続けてきています。『浜松注染そめ』の染色方法は、染料を柄の部分に注ぐ伝統的な技法を採用しており、表と裏が同じ柄に染まるだけでなく、ぼかしやにじみという独特な表現もできるという特徴を持っています。このような浜松の伝統的な染色技巧を、生徒達が知り、体験し、伝統工芸の継承について学んでもらいたいという系の担当のねらいや思いから、毎年、デザイン系の授業では二橋染工場を訪問し、ご好意で体験をさせて頂いています。

 

今回は、これまでの授業でデザインした生徒個々の柄を一つのデザインにまとめ、職人の方が事前に糊置きしたもの(糊を塗っては生地を折り返す作業を繰り返した生地)に、土手つくり(糊が塗り終わった生地を染め台に乗せ、色別に糊で土手を作り隣の色と混ざらないようにすること)をし、生徒達は注染めの作業に挑戦しました。色とりどりの染料から、自分がデザインした絵や模様にあう色を職人の方々と相談しながら決め、染色をしていました。生徒達にとって初めての経験であり、染料が織りなす色合いに一人一人が感動していました。

 

二橋染工場のみなさま、貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。

今から生徒達が染めた手ぬぐいの完成が楽しみです。

 

職員の二橋様から作業場での注意事項などの説明を受け、いよいよ作業へ入ります

生徒達が考えたデザインに糊置きしたものです

職人の方に教えて頂きながら注染めの作業をします

色とりどりで観ているだけでも嬉しくなります

天日干しをして自然乾燥をした後、糊付けをしたら完成です