ホームステイ

「英語教育 × 国際理解」の集大成、海外ホームステイ

3年生の秋に「海外ホームステイ」を実施します。これまで、オーストラリア・パースやカナダ・バンクーバーなど治安もよく、住みやすい街として定評のある場所をホームステイ先として選択してきました。
外国の一般家庭に滞在し、現地の生活を体験することで、三年間本校で培った英語力を発揮することができるだけでなく、その国の文化や人々の考えについての理解を深め、多文化、多人種を尊重する力を養うことにつながります。

カナダでの思い出

カナダでのホームステイを一言で表すとしたら「忘れられない感動と体験」です。
私にとっての初めての海外旅行は、このカナダホームステイ研修でした。正直なところ出発の何か月も前には、初対面のホストファミリーと一緒に生活することができるだろうか、英語でコミュニケーションをとることができるだろうかと、考えれば考えるほど不安な気持ちが募っていました。しかし、事前学習や先輩方の経験談を聞くことで、それらの不安が少しずつ解消され、楽しみな気持ちが強くなっていきました。そして出発の日には、その気持ちが最高潮に達していました。

バンクーバー行きの飛行機の中で「まもなく到着します」というアナウンスを聞いたとき、ふと目をやった窓の外。そこから見えたどこまでも続く台地に感動したことを、今でも忘れることができません。
ホームステイの前半は、とても緊張していてホストファミリーにも自分からはうまく話しかけられませんでしたが、ホストファミリーは積極的に話題を作ってくれました。そして、私の言いたいことを一生懸命理解しようとしてくれたり、私が聞き取りやすいように工夫して話してくれたりしたおかげで、英語でコミュニケーションをとることができるのか」という不安はいつの間にか無くなり、気付いた時には自然に英語でコミュニケーションをとっている自分に気づきました。

カナダは自然がとてもきれいで雄大です。そんな中に歴史的な建造物に加え、近代的な高層ビルが立ち並びます。このような魅力的な土地で10日間過ごし、そこに住む人々のやさしさと思いやりに触れることで、私は英語という言語だけでなく、人としてすごく大切なことを学んだような気がします。
これから入学する後輩のみなさんには、ホームステイを通して日本では決して得ることのできない「忘れられない感動と体験」を味わってもらいたいと思います。

14期生 (現浜松学院高等学校3年生) 赤土 敬介   浜松市立芳川北小学校出身

14期生(現浜松学院高等学校3年生)
赤土 敬介  浜松市立芳川北小学校出身